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死を待ち望む社会 その2

先ごろ、高齢者在宅ケア事例を紹介した

「地域ケアの実践 松戸市常盤平地区事例集 この教訓を全国に」

という冊子を出版しました。

 

著者は、松戸市常盤平地区高齢者支援連絡会専門部会で、

主に医療関係者によるグループが、

公益財団法人勇美記念財団

(http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/main/jhhca.html)

の助成を受けて制作しました。

 

医師やケアマネジャー、薬剤師、介護士など、さまざまな医療関係者が、

実際の現場で見聞きし、解決にあたった事例を集めた、

とても実践的で役立つ良書です。

(残念ですが非売品です。)

 

 

高齢になれば、どこかしら具合の悪いところが出てくるものですが、

事例を見ると、独居高齢者の数の多いことに驚きます。

 

そして、功名な詐欺がはびこる現代で、

思いも寄らぬ被害をこうむってしまう高齢者も数多く登場します。

 

 

本書では、さいごまで尊厳を損なわないで、自宅で死を迎えることが、

最善のゴールになっているようです。

 

そこで考えるのですが、

いったい何歳ごろから、「よりよい死」を自分の目標にするのでしょう。

 

これまで、生きるために生きてきたのに、

どこの時点から、死ぬために生きることに切り替えるのでしょう。

 

書店では、精神世界の本が売れ行きを伸ばしています。

 

死を待ち望む社会が、本格的に到来したのでしょうか。(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

author:編集者紹介, category:出版文化, 23:20
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死を待ち望む社会 その1

これから10年後、

日本は人口減に加え、

65歳以上の高齢者が3人に1人の、

超高齢社会となります。

 

この「2025年問題」を目前に、

出版文化はどんな貢献ができるかと

考えております。

 

先日、学生時代の友人に話しましたところ、

「宗教」がいろんな形で注目され始めているというのです。

若い人も高齢者も、生きる理由が乏しくなり、

いずれ来る死をよりどころにしている人が多くなっていると。

 

次回に続きます。

 

 

 

 

author:編集者紹介, category:出版文化, 23:27
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